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体育会の主務の経験が就活でどう役立つのか?元日体生が解説!

タメ
略歴ですが
日本体育大学を卒業後webマーケティング系のベンチャーに営業職として入社しトップセールスになった後に上場企業から中小企業をメインで取引している総合広告代理店に転職した後にSEO事業を展開している企業に営業管理職としてオファーを受け入社と合計2回の転職を経験。
(現職は1社目と比較すると年収200万はアップしています。)

体育会の主務をやっていると「自分は選手じゃないし、実績を語れないからどうしよう。。。」「主務でガクチカをアピールするのってどうするの?」「主務ってどういう能力が身についているのかな。。。」「主務ってどういう風に就活進めばいいの? 一番近い選手に聞いてもやり方違うと思うしなあ。。。」など主務ならではの悩みがあると思います。

本記事では、そういった悩みを解決できるような内容になっていますので、是非参考にしてみてください。

目次

体育会の主務とは?

体育会の主務は一言でまとめますと、
部長(監督)や学生の代表者(主将)とは別に運営や管理業務などの実務を担う重要な役職です。

就活を始めるのに必要なのはまず、キャリアの棚卸しが必要になります。

まずは、自分がどういう人物なのか。
それが企業が求める人物像に当てはまりそうかを知るために必要になります。

私は20代の内に転職2回成功していますが転職活動でも同じフローを挟みます。

また、現在広告・SEO対策の営業職ですが営業でも自社の商材理解と顧客のニーズに対して商材を提案するというフローは役立ちます。

現時点では就活の対策のために行なっているかと思いますが、今後社会人になっていく上で
必要な経験なので将来のためになると思ってやってみてください。

体育会の主務の具体的な仕事内容(棚卸し例)

先述したように就職活動では
体育会の主務時代にどういったことをやっていたかの棚卸しが最初のステップになります。

以下に一例としてまとめています。

以下の内容は一般的な主務の仕事内容を記載しています。
これはどの部活に所属しているかやどの大学に所属しているかで異なるかと思いますのであくまで一例として参考にしてください。

【仕事内容】
1チーム内の調整役

主将・監督との連携

部員間のトラブル対応

下級生の育成や指導

  1. 事務処理
    書類提出(大学や体育会本部へ)

部費の管理、会計報告
部員名簿の管理や新入生への対応

  1. 部の運営管理
    試合や遠征のスケジュール調整

練習場や合宿所の予約

外部団体(大学、リーグ、審判、他校など)との連絡窓口

主務で得られる能力

先ほどの主務の仕事内容から得られる能力は大きく三つあります。

一つ目は対人調整力が得られます。

監督、選手、他大学、OBなど多くの関係者との調整を行うので対人調整力が得られます。

現在私は中間管理職として業務を行なっていますが、
顧客、部下、社長など多くの関係者の状況を踏まえて調整していかないといけません。
本当に対人調整力は必ず社会人として必須の能力になります。

今はまだ調整力が大事というのはあまりイメージができないかと思いますが、非常に重要です。

私は広告やSEO対策(ホームページなどの検索順位をあげる対策)などの営業をやっていますが

例えば、お客様が広告物に対して
「もっと華やかなデザインがいい。」と要望が出ますが、
広告をみるターゲット層がお堅い職業の方の場合もっと落ち着いたデザインや文章の方が反響が出やすく、顧客の要望と広告内容の折衷案を出したりなど調整する必要があります。

割愛しますがその他にも中間管理職になると社長の方針と実際の現場(部下)との乖離がある場合も多々あります。

(社長そうはいっても現場が。。。と言うように、そこで社長の方針と現場の課題感などを考慮して調整する力が発揮されます。)

二つ目は事務処理能力が得られます。

部費の管理や会計報告や書類提出など多岐に渡ります。
この経験は就活市場では非常に希少価値の高い経験で、なおかつ実務でもすぐ役に立つ内容になります。

現在私がやっている営業職の仕事内容に置き換えますと、見積書の作成・新商材の原価の把握・粗利計算・契約書の処理など実務ですぐいきる内容なので活躍できるイメージが高いです。

営業職はお客様に提案して契約していただくというイメージが強いと思いますが、こういった事務作業も2,3割ぐらいは業務でてきます。
特に事務作業は間違えると取り返しが付かないケースが多いので注意が必要になります。

例えば、契約書の記入項目を間違えたり見積額の金額が違ったりすると取り返しの付かないことになります。。。

そういった事務処理能力を学生時代に行なっているのは非常に就活では有利に働きます。

三つ目は段取り力が得られます。

部の運営管理を行うことで試合や遠征のスケジュール調整や練習場や合宿所の予約、
外部団体(大学、リーグ、審判、他校など)との連絡窓口などを行うことで「段取り力」
が得られます。

段取り力も社会人になると非常に重要になってきます。

例えば納期に対していつまでに
広告物や媒体社と調整を完了させなければいけないのか。その為にはいつまでに顧客とのヒアリングを終わらせなければいけないのかなどゴールから逆算して進める「段取り力」が非常に重要になります。

その他にも目標売上に対して受注数は〇〇件でその為には商談数が〇〇件必要だな、その為には現状〇〇が課題だからその課題に対して三つの施策を用意してPDCAを回して取り組む必要があるなと段取り力は非常に重要になってきます。

成果を出す為には段取り力が9割と言っても過言ではないほど重要になってきます。

主務では「対人調整力」「事務処理能力」「段取り力」の三つの能力が得られます。

主務経験で得られる能力を生かしたガクチカの作り方。

今までは、主務経験で得られる能力について解説していきました。

ここからは実際に先程解説した主務経験で得られる能力と紐づくガクチカの例を紹介します。

ご自身の主務経験とアピールしたい内容を意識しながらオリジナルのガクチカを作成してください。

ガクチカの作り方としてPREP法が非常に重要になります。

「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」という
順番で伝える話法になります。 

結論から伝えることで、読み手が理解しやすくなります。

対人調整力をアピールしたい場合

私が学生時代に最も力を入れたのは、主務として発揮した対人調整力です。
(結論)

部活動を円滑に運営するためには、選手・監督・外部関係者との間で意見や立場の違いを調整する役割が求められたからです。(理由)

実際に、練習方針を巡って監督と選手との間で対立が起きた際には、双方にヒアリングを行い、問題の本質を整理した上で、中立的な立場から対話の場を設けました。

その結果、お互いの立場を尊重した形で新たな練習メニューが策定され、チーム全体の士気も向上しました。結果として、リーグ戦では前年より2位順位を上げることができました。
(具体例)

この経験から、異なる意見を橋渡ししながら、チーム全体の成果を最大化する対人調整力の重要性と手応えを実感しました。社会に出てからも、この力を活かして周囲と連携し、価値を創出していきたいと考えています。
(結論)

事務処理能力をアピールしたい場合

私は、体育会〇〇部の主務として活動する中で、事務処理能力を発揮しました。
(結論)

主務は、チームの運営を支える役割として、スケジュール調整や予算管理、各種申請書類の作成・提出など幅広い事務作業を正確にこなすことが求められたからです。
(理由)

特に、大会や遠征に関する年間60件以上の手続きでは、ミスがあるとチームに多大な影響を与えるため、私はExcelで管理表を自作し、進捗状況を「見える化」する仕組みを整備しました。さらに、期限前に自動でリマインドを送るなど効率的な運用を意識した結果、私の代では申請ミスゼロを実現し、スムーズな大会運営に貢献できました。
(具体例)

この経験を通じて、正確かつ効率的に事務業務を進める力を磨くことができました。今後もこのスキルを活かし、周囲から信頼される運営サポート役を目指していきたいと考えています。(結論)

「段取り力」をアピールしたい場合

私は、体育会〇〇部の主務として、複数業務を円滑に進める段取り力を磨きました。
(結論)

主務の役割では、大会や遠征、日々の練習運営など多岐にわたる業務を並行して行う必要があり、物事を計画的に整理して進める力が不可欠だったからです。(理由)

特に印象に残っているのは、春合宿の運営です。
100人規模の合宿において、私は2か月前から準備を開始し、必要な手配事項を時系列で整理した工程表を作成しました。
宿泊施設やバス会社との調整を前倒しで進め、万が一の事態に備えて代替プランも用意しました。その結果、合宿中に大きなトラブルもなく、すべてのスケジュールを予定通りに遂行できました。

(具体例)

この経験を通じて、関係者を巻き込みながら計画を立て、確実に実行する段取り力の大切さを実感しました。今後も、周囲の信頼を得ながら、組織を円滑に動かす存在になりたいと考えています。(結論)

主務の就活の進め方

ここまでは自己分析(キャリアの棚卸し)から始まり、実際に就活の際に必要なガクチカの例を紹介しました。
ここからは就活の進め方について解説します。

就活ステップを解説

まず初めは自己分析を行います。
自分の強みは何か、主務で得た能力は何かなど、今まで何を経験してきたのかを言語化していきます。

次は本記事で紹介したガクチカの例を参考に実際にオリジナルのガクチカを作成していきます。

ガクチカを作成した後、主務の経験は希少な経験ですので実際に就活エージェントを複数登録して就活のプロの客観的なフィードバックを得るようにしていきます。

そこで得たフィードバックを元にPDCAを回しながら改善をしていきます。

主務におすすめの就活エージェント

就活エージェントは無料で自己分析やガクチカの作成、面接対策などトータルでサポートしてくれます。

ただ、デメリットが一つありましてエージェントも人なので質にバラツキや相性が合わないなどがあります。人対人のビジネスなのでしょうがない部分もありますが、、、。

なのでこれから紹介するおすすめの就活エージェントを一つ登録して面談するのではなく、
最低三社面談申し込みをすることを強くおすすめします

仮に一社目で担当とフィーリングが合っても、もっとご自身のキャリアを踏まえて提案してくれる良い担当に出会える可能性もあるので情報収集の意味を込めても最低3社は必須です
(合わなければ合う方を選べばいいだけですし。。。)

一つ目は「ユメキャリAgent」です。

ユメキャリAgentは大手企業の面接官が直接面接をサポートしてくれるのが特徴で、大手企業で就活したいと考えている方は特におすすめです。

「ユメキャリ」の特徴

・大手企業の面接官が就活を直接サポート
 
→ 面接の“裏側”を知るプロが、「主務で得た力」を企業に伝わる形に変換してくれます。

・ 一部企業で“1次選考免除”の特典がある

 → ユメキャリ登録者限定で、推薦枠のような選考免除の制度も。主務の活動と並行しながら就活する方は効率的に就活を進めることができます。

・ 未来志向のキャリア設計

 → 「とりあえず入社」ではなく、「入社後に活躍できる」企業を一緒に選んでくれます。

2つ目は「キャリセン就活エージェント」です。

キャリセンはキャリアエージェントだけではなく企業の採用コンサルも手がけているため、
採用担当のホンネ」や「内定者像」を熟知しているのが特徴です。

「キャリセン」の特徴

・年間1,000人以上が内定獲得していて確かな実績があります。
 → 他サービスでは届かなかった学生も、的確なサポートで内定まで伴走してくれます。

・内定獲得率5.4倍(※当社統計)
 → 自分だけの就活ではなく、企業の採用コンサルも手がけているプロの支援を受けた学生は成功率が圧倒的に高い傾向にあります。

・年間1000社以上の企業との取引/非公開求人も多数
 → ナビサイトには載っていない企業とつながれるチャンスがあります。

3つ目は「DiG UP CAREER」です。

DiG UP CAREERは元メガベンチャーや上場企業出身の就活プロが専属でサポートしてくれるのでベンチャーにしようか大手がいいのかなど迷っていて色々な視点からアドバイスが欲しい方におすすめです。

DiG UP CAREER」の特徴

・LINEで密に連絡を取りながら、面接・選考も徹底サポート

面談で終わりではなく、その後もLINEを通じてこまめにアドバイスやフィードバックを提供してくれます。
選考のたびに寄り添いながら、書類の添削・面接対策・不安の解消まで、徹底的に伴走してくれます。
忙しい主務の方にもぴったりのサポート体制です。

・ 利用者数 7,000人以上/満足度90%/友人紹介率60% の信頼実績

これまでに7,000人以上の学生をサポートし、多くの内定に導いてきた実績があります。

実際にサービスを受けた学生の満足度は90%以上、さらに友人紹介率60%という数字が、寄り添うサポートの信頼性を物語っています。

・営業職・ベンチャー志望にも強く、非公開求人も多数保有

「成長したい」「スピード感ある環境で挑戦したい」
そういった考えの主務の方に人気の営業職やベンチャー企業への紹介実績も豊富に用意されています。
さらに、ナビサイトには出ていない非公開求人も多数取り扱っており、可能性を広げるチャンスがあります。

四つ目は「UZUZ 新卒」です。

UZUZ 新卒は大手~ベンチャーまで幅広くある点とブラック企業を独自調査で排除しているのが大きな違いです。

「UZUZ 新卒」の概要

・ES添削を“何度でも”無料でしてもらえる。

プロのカウンセラーが、主務経験を企業に刺さる言葉に変換してくれて、
ESが苦手でも、何度でも丁寧に添削サポートしてくれます。

・ブラック企業を徹底排除している。

全紹介企業に実地訪問&入社後のフィードバック体制を構築して、
安心して働ける環境の企業だけをご紹介してもらえます。

・大手~ベンチャーまで“新卒歓迎の優良企業”を多数紹介してもらえる

研修制度が充実した安定企業や1年目から裁量を持てる急成長ベンチャーなど
成長意欲や主務の経験などを考慮して企業とマッチングしてくれます。

まとめ

本記事では主務の方がどういった自己分析をするのかや
社会人からみて得られる能力などを説明しました。

繰り返しになりますが、主務の経験というのは希少な経験で就活ウケはする反面、情報が少ないというのがデメリットかと思います。

実際に選手として部活をやっている方が主務より就活情報が多いのが実情です。

なので、先程紹介したエージェントから最低3社以上は面談して比較検討しPDCAを回しながら就活を進めてください。

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この記事を書いた人

略歴ですが
日本体育大学を卒業後webマーケティング系のベンチャーに営業職として入社しトップセールスになった後に上場企業から中小企業をメインで取引している総合広告代理店に転職した後にSEO事業を展開している企業に営業管理職としてオファーを受け入社と合計2回の転職を経験。
(現職は1社目と比較すると年収200万はアップしています。)

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